この記事はTUT Advent Calendar 2020の14日目の記事です.
TUTアドベントカレンダー2020に書くのはこれで二日目になりますが,いまさら自己紹介を書いておきます.
私は2系のD3です. 出身は奈良高専ですが,最近関西弁がわからなくなりました. 昔は学友会とか総部会とかに入ってたり,コンピュータクラブで部長やってたりしました. あと,鳥類が好きです.
研究は無線通信をやってます. 来年度以降もたぶん無線通信の研究してます.
以上,自己紹介でした.
さて,本題.
みなさん友達はいますか?
最近一ヶ月で会話した友達は何人いますか?
私は片手で収まる程度です...悲しいね
今回は私がTUTに7年間いて思ったことのまとめとして友達について書いておきたいと思います.
博士課程に進学したいな,進学する予定です,今博士課程ですって人を対象にしてます.
なぜ私がB3からD3までの感想として「友達」をテーマに選んだのかは,この記事を最後まで読めばわかるよ.
とにかく友達は多いほうがいいので学部のうちに作れ
新型コロナウイルスのおかげでB3の皆さんはあまり友達ができてないとか,そういう悲しいお話を聞きますよね.
後期になって対面授業が増えたりサークル活動もあってので,今は改善されたかもしれませんが,学生実験で同じグループになった人しか名前と顔が一致しないとか聞いたことがあります.
私から言えることは,とにかく友達を作れ,ということです.
そんな無茶なと思うかもしれませんが,とにかく学部で友達を作らないと修士以降で新しく友達は開拓しにくい気がします.
もちろん,努力すれば修士以降も友達を増やすことは出来ますが,明らかに学部のほうが友達を作るのに費やせる時間があります.
なので,とにかく学部のうちになるべく多く友達を作ること,たくさんのコミュニティに入ることを意識するといいと思います.
あと,Twitterでリプ送ったり送られたりファボッたりみたいなのは友達じゃないよ.
研究室に籠りがちな修士でも友達が多いほうがいいに決まってる
B4のころはまだ研究室になれてない人でも,一年経って修士になるとみんな研究室に籠もります.
でもって,友達と会う機会が減ります.まじで.
研究室のメンバーとご飯行ったり,遊びに行ったりする機会は増えます.
M1のころはサークルに行ってたけどM2になってサークルにいかなくなる,みたいな現象もあります.
そういうのが色々あって,顔すら見なくなった友達というのが増えてくるのが修士です.
正直な話,M2になると研究室以外にいかず,研究室に依存してしまう人がちょっとずつ出てきます.
なので,定期的に,数ヶ月おきくらいでもいいので,最近会わなくなった友達を誘って遊ぶのもいいと思いますよ.
博士課程に入ると友達がいなくなるよ
博士課程に入る人はほとんどいません.
修士修了生の1割以上いたら多すぎる方じゃないでしょうか.
つまり,あなたの大学の友達はほとんど博士課程に行きません.
言い換えれば,博士課程に入ると大学で会える友達はほとんどいません.
じゃあ博士課程の学生はどう生きているかというと,みんな研究室に依存しはじめます.
あなたの周りに博士課程の学生がいれば思い浮かべてほしいんですが,ずっと研究室と家を往復してるだけだったり,研究室のメンバー以外と喋ってる姿をみたことがないみたいな人いませんか?
いますよね?研究室依存症の人たち.
私もそうかも知れません.というか,そうです.
ああ,もしかしたら先に,研究室に依存することの何がいけないかについて書いておく必要があるかもしれませんね.
さて,研究室に配属された学生はよく先生から「研究室は第二の家,メンバーは家族だと思いなさい」と言われているかもしれません.
研究室依存症って,つまり外との関係性をすべて遮断して,ずっと家に引きこもってるのと変わらない.
さらに研究室は博士課程の学生にとっては職場に近いものでもあります.
その人の人生には仕事,つまり研究しかなくて,研究でうまく行かなかったらそれを研究室の外に発散することもできない.
悲惨な博士課程になりそうじゃないですか?
なので,ちゃんと研究室の外に友達を作っておけ,自分の逃げる場所を確保しろ,というわけです.
でもって,研究室依存症の人をみつけても,そっとしておいてあげてください.
「あの先輩,めっちゃ話に割り込んできてうぜー」とか思わないで.
今博士課程で研究室依存症の私はどうすればいいのか?
自分で考えて,自分から行動しなよ
友達が少ない,あるいは友達を捨てて生きてきたのは全部あなたが今までそうしてきたからなんだから.
今いる少ない友達を大切にするとか,新しく友達を作るとか,できるでしょ
じゃあお前はどうなん?
この記事,半分は過去の自分に向けた記事でもあります.
自分が研究室依存症なのに気づいたのは,D1の3月からD2の春あたりですね.
ただ,学部の頃から仲のいい友達がたくさん博士課程に進学していたので,幸運にも軽症だったように思います.
「俺は長男だから我慢できたけど,次男だったら我慢できなった」という有名な?セリフがありますが,
「俺は友達がいたから博士課程を我慢できたけど,友達がいなかったら我慢できなかった」という感じですかね.
あ,ちゃんと我慢できたか?というあたりは微妙で,単に外に発散してただけじゃんって感じですね...
外に発散することは重要ですよ.
私と友達やってくれてる皆様,ありがとうございました.
これからもどうぞよろしくお願いいたします.