GoToTheFuture D言語とかやってます

プロコンお疲れ様でした

2014-10-23

プロコンおよびNAPROCKの運営の皆様、一関高専の皆様、またプロコンに出場した高専生・大学生の皆様、お疲れ様でした。

実は、僕がプロコンに参加するのは今回が初めてで、準備を始めた5月の時点ではプロコンというものをまったく理解してませんでした。 もちろんプロコンの存在は知っていましたし、競技部門についてはUstreamで何回か見たことがありました。

正直に言えば、本当に本戦が始まる前までは高専生にボコボコにされるだろうと予測していたのですが、なんとか大学生としての意地を見せることができたと思います。 大阪府大高専と沖縄高専に負けたじゃんって話ですが、僕達も高専卒業してまだ半年しか経ってないですし、仕方ないです。

装備

豊橋技科大の装備品は、僕のVAIO ZとO君のMac mini、リーダーのY君のMacBook Airでした。 Mac miniにつなぐディスプレイは、僕がいつも寮で使ってるディスプレイを持っていきました。

たぶん競技部門でMac mini使って、机の上に外付け液晶ディスプレイ置いているチームは技科大だけでしたね。 インパクト強かったんじゃないでしょうか? そのおかげで、準備・撤収作業ともに時間がかかってしまって、運営の方には申し訳なかったです。

前日(移動)

二限以降の講義をすべて自主休講し、チームメンバーと一緒にバスで駅に向かうことに。 豊橋駅からは新幹線で東京駅に一度行き、そこから一関へと行くというルートでした。 正直、新幹線の中が乾燥していて快適ではありませんでした。 おかげでプロコンの両日は熱に悩まされるはめになりました。

前日(一ノ関駅から手続きまで)

一ノ関駅についたところ、すごい人数の高専生っぽい集団に出会ってしまいました。 とりあえずこの集団に付いて行けばいいんだろう、ということでついて行くと無事に会場に到着しました。 (やっぱり高専生は独特のオーラを放っているのでわかりやすいですね)

登録はすぐ終わり、宿へ出るバスへ乗ることに。 宿は渓泉閣という旅館でしたが、鈴鹿高専と私達豊橋技科大のみという寂しさ。 しかも、結局一回だけしか話をしないというコミュ症っぷりを発揮しました。 鈴鹿高専の皆様、私達がコミュ症でいろいろ気まずかったことでしょう、すみませんでした。

予行練習

予行練習では、しかもその第一回戦から本気を出すという大人げないような大学生でした。 一応、高専生にアルゴリズムがばれるのが怖かったので、前日の時点ではランダムな解答を送ろうと話していましたが、実際のコードを動かしてみたかったので、本気を出すという結果になったのです。

しかし、高専生にはいい刺激になったと思いたいです。 ちょうどその時のツイッターを見てみると、「豊橋技科大はやっ」みたいなツイートがされてました。 一応説明しておくと、このような反応をもらえたのも予行練習の一番最初だったからであり、その後のすべての予行練習でも他の高専や他の大学は私達と同じくらいの時間で解答を送っていました。

本戦一回戦

昼ごろから熱っぽくなってきて、しんどくなってきました。 けど、運動するわけでもないので、そこまで辛くはなく、待機中はずっと席で座ってました。

NAPROCKに参加している大学チームは、一回戦はオープン参加という形式で高専生と競います。 オープン参加なので、大学チームは順位に関係なかったため、正直ただの入出力コードのテストに使っても良かったのですが、本気で挑むことにしました。

しかし、予行演習ではうまく動いたルーター君が反応せず、僕のVAIO Zのみで挑むことに。 まあ大丈夫だろうと高を括っていたところ、一問目から原画像推定に失敗し、人力修正をするはめに…。 結果的に一問目の順位は6位となりました。 たしか、この一問目で大阪府大高専が114514回交換してたような…。

二問目は原画像推定に成功し、一発で全完解答を提出できました。 が、一問目で笑いを取っていた大阪府大高専が本気を出しており、二位となりました。

三問目は、二問目で勝ち抜けとなったので答えることができず。

結果として、本戦一回戦は4位でしたが、大学チームは順位等関係ないので意味なし。

あと、この日は途中から一年生の後輩N君が一関の地へ参戦しに来てくれました。

一日目終了後(会場)

ルーター君の調子がわるいので、NAPROCKの人に頼んでテストを行うことに。 NAPROCKの人がいい人だったので、あと数回お世話になることになりました。 結果的には、ルータをブリッジとして使用することで安定動作を行うことが出来ました。 運営の皆様、無理な相談を受け入れてくださってありがとうございました。

一日目終了後(宿)

宿に帰ってからはプログラムの改善点を洗い出しました。 特に一回戦では原画像推定処理で一問目を落としてしまったので、原画像推定処理を改良しました。 改善作業はすぐ終わり、熱がひどかったので早めに寝た気がします。

(この改良によって、準決勝も勝ち進み、決勝戦でひどい結果を出さなくて済んだのかもしれません。)

二日目(敗者復活戦)

本戦では強豪チームが開始数秒で提出してしまってあっという間に勝ち抜け枠が埋まってしまって、すこし面白みに欠けていましたが、 敗者復活戦は観戦するには丁度良いバランスだったと思います。 また、高専生は一晩でプログラムを大幅に改善してくることで有名なので、もしかしたら強敵が出てくるかもしれないと思って注意して感染してました。

僕は母校の奈良高専を応援しましたが、残念なことに奈良高専は…。 僕は電気工学科で、たぶん彼らは情報工学科で、指導教員も、参加学生の名前も一切見たことが無い名前だったのでいいのですが。

二日目(準決勝)

なぜかここでも大阪府立大と争うことに。 結果を言えば、もちろん負けましたけど。

準決勝でも、原画像を一発で復元できて、数秒で全完解答を提出できました。 そのため二位で準決勝第三試合を通過しました。

二日目(決勝)

当初高専生にボコボコにされると思っていましたが、なぜか決勝に来てしまいました。 (結局、東大と、大阪府大高専と沖縄高専にはボコボコにされたわけですが)

決勝戦は今までの試合とは違い、15分で1問だけという仕様でした。 が、予想通り、各チームともに開始数秒後には解答を続々と提出し、開始5分でほとんどのチームの順位が確定し、大阪府大が提出回数を10回にするという遊びを始めるという始末。 最終的にはほとんどのチームが同様に遊び始め、司会者までも遊びを助長する発言を。 やっぱり、この時が一番楽しかったですね。

そうやって遊んでる間に15分が経過し、決勝戦が終了しました。 豊橋技科大は4位ということで、NAPROCKには入賞しませんでしたが、司会の人からインタビューされることになり、若干緊張しました。

二日目(決勝終了後)

決勝終了後は、入賞しなかったものの4位という順位がうれしかったので、かなり気分が良かったです。 グチャグチャになっていた荷物の整理をしていたところ、アルクカ@arukukaさんが挨拶しに来てくれました。 来年から豊橋技科大に来るとのことなので、コンピュータクラブを宣伝しておきましたが入ってくれるかな。

その後、僕達はおみあげを購入しに駅の方へ。

二日目(閉会式)

駅から帰ってきたらすぐに閉会式が始まりました。

感想としては、「さすが高専」だと思いましたね。 いろいろ面白すぎて、結構笑っていたと思います。

二日目(帰路)

一関から東京はみんな寝てましたが、東京から豊橋はみんなで雑談することに。 なぜか僕がコンピュータクラブの次期部長になることに。 あと、D言語勉強会を行うこともなぜか決定しました。

まとめ

東大、大阪府立大高専、沖縄高専に勝つことはできませんでしたが、来年も機会があれば後輩の引率でもいいので参加したいですね。 では、みなさんお疲れ様でした。


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